社会人が社外で交流できる場として、読書会があります(学生が参加している場合もありますが)。
この記事は「読書会に参加して友だちをつくりたい」という気持ちがあるけれども、
「読書会ではどんな人と交流できるんだろう？」
「読書会で初対面の人と会うのは不安だな。変な勧誘とかされないかな？」
と思っている方々に向けて書いています。
現在アラサー社会人の私は、これまで色んな読書会に参加してきました。
トータルでの参加回数は20～30回くらいです。
大学生のときに2回参加し、その後社会人になってから本格的に顔を出すようになりました。
私が新卒で入社した会社が中途入社ばかりで、同年代の同期が3人しかおらず、
「社外で同年代の友だちをつくりたい」と思ったからです。
本を読むのが好きなので、それをきっかけに交流できればと考えました。
これまで経験をもとに、読書会がどんなところだったかについてまとめました。
読書会コミュニティの恋愛の実態についても盛り込んでいます。
読書会はネットワークビジネスに勧誘する人が多い
ネットで募集していて誰でも参加できるという読書会には、ネットワークビジネスの勧誘を目的する人が一定数います。
なんなら読書会の主催者自体が、ネットワークビジネスの実践者というケースもあります。
要はその読書会自体がネットワークビジネスで新たに勧誘する人を獲得する場となっているのです。
何年か前に私が実際に参加した、土曜日の朝に港区あたりで行われていた読書会がそうでした。
何回か読書会に参加した人を、ネットワークビジネス上位層が講演するセミナーや、キャッシュフローゲームに勧誘するという流れでした。
正直課題図書として紹介されていた、金持ち父さんやライフシフトなどの本をちゃんと読めたのはよかったですが、ネットワークビジネスに勧誘するなら最初に言えよって思いましたね。
そもそもネットワークビジネスに勧誘することを事前に言わないのは事前告知義務違反ですが。
ネットワークビジネスに勧誘する人がいない読書会は？
これまで何個か読書会に参加したなかで、ネットワークビジネスをやってそうな人がいないなと思った読書会は「猫町俱楽部」です。
https://nekomachi-club.com/about
読書会界隈でそれなりに歴史が長く、猫町株式会社によって運営されていて体制もしっかりしています。
数年前に猫町俱楽部の読書会に何回か参加した実体験をもとに、特徴を以下に書いてみました。
課題本について詳しくなれる
事前に指定された課題本を読んできて、読書会では数人のグループで感想などを言い合います。
たいてい本や作者に詳しい人がいてその話を聞くと、単に自分が本を読んだ以上の知見を得ることができます。
「他人の意見を否定しない」というルールがあるので、自分の意見も言いやすいです。
参加者の年代は30～50代が多かった
参加者は30～50代が多かったと思います。
そのため、20代の人と知り合いたいという目的で行くと、あまり目的をかなえることはできないかもしれません。
何年も参加しているリピーターの人がいる
猫町に参加することが生活の一部になっている人が一定数いる印象でした。
もちろん初参加や2、3回くらい参加した人もいますが、常連さんが一定数います。
常連さんのなかにもうまく溶け込める人や、猫町に思いっきり時間を割きたいという人にお勧めだと思います。
猫町内でそれなりにカップルがいた
猫町の参加者同士で付き合う、さらには結婚するケースがそれなりにあります。
https://toyokeizai.net/articles/-/169469
猫町にはサポーターという制度があり、サポーターが各読書会の実施を手助けしていました。
サポーターは10人程度いて、サポーター内で付き合っているカップルもいました。
今では恋愛に特化したサービス「猫Match!」もあるようで、以前よりもカップルが増えているかもしれません。
https://nekomachi-club.com/contents/cee720ed8ed8
https://nekomatch.jp/
みなさんも、猫町などの読書会に参加してみてください。
もしかしたら本や人との素敵な出会いがあるかもしれませんよ。
